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胸部の浅筋膜

 胸部の皮下筋膜は、上方では頚や上肢の皮下筋膜に続き、下方は腹の皮下筋膜、さらに外方は腋窩の皮下筋膜に続きます。広頚筋の線維束は皮下筋膜の浅層と深層との間を頚から胸へ異なった長さで達しています。。女性の場合では皮下筋膜に脂肪組織が増加しており、円い塊となり乳房に容積と形を与えています。乳腺の実質はこの脂肪の中に埋まっています。結合組織の間質は腺葉間に存在する多量の線維束で、乳房堤靱帯あるいはクーパー靱帯と呼ばれ、皮下筋膜の深層に皮膚を固く結びつけています。筋膜隙は深筋膜から皮下筋膜を隔てています。このような筋膜構造のため、癌が発生するとクーパー靱帯を引き込んだり皮膚にオレンジの皮のような小さなくぼみを作ったり、あるいは皮下筋膜と深筋膜とが癒着するため腺の正常な移動性を妨げることにより、その存在を知ることができる。

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