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筋膜と血管神経束

 筋膜は、中胚葉に由来します。全身の皮下には、浅筋膜と呼ばれる疎性結合組織の層が広がっています。この層には、膠原線維とさまざまな量の脂肪が含まれています。浅筋膜は皮膚の可動性を高め、断熱材の役目をし、代謝に利用できるエネルギーを貯蔵しているのです。深筋膜は、四肢と体幹の各筋をとり巻き分割している緻密結合組織の膜です。これも主として、膠原線維からできています。
 個々の筋の間には、各筋に埋め込まれている結合組織を仕切る筋膜面があります。四肢と頚部では筋群を迂回し、筋膜の間を走る深筋膜が骨膜に連絡しています。筋群を仕切る深筋膜は、筋間中隔と呼ばれます。これは筋群を迂回する深筋膜とともに、機能や神経支配の似通った筋群をまとめているのです。長く伸展する筋の間にある深筋膜は、疎性結合組織でできており、筋の運動を助けています。結合組織である筋膜は、筋骨格系に可動性と安定性をもたせています。筋膜は全身にわたって連続性を保っています。
 末梢の神経、血液、リンパ管は筋を仕切っている疎性結合組織筋膜の中にあります。これらの神経や血管は筋膜によって束ねられ、一固まりの神経血管束を形成しています。


結合組織

 疎性結合組織では、細胞(線維芽細胞)と線維(膠原、弾性、細網)の緩い格子の透き間が、大量の脂肪細胞と基質で満たされている。また疎性結合組織は神経血管束を取り囲み、個々の筋と筋膜面との間隙を満たしている。
 緻密線維結合組織は、緻密な膠原線維束が主体であり、これらが規則的に平行して走っているのが特徴である。この組織は以下の実質を形成する。

  骨膜
  腱
  靱帯
  深筋膜

 この組織は一般に、緻密な膠原線維束の配列の仕方によって規則的または不規則的に区別される。

| 筋膜とは | 12時51分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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