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10月21日リンパ研究会「リンパ基礎」

 リンパ系は、正常状態では栄養物またはホルモンを運搬するとともに、器官および組織からの老廃物を運び出し、病的状態では炎症の進行、悪性腫瘍特に癌の転移について重大なる関係を有する脈管系です。

リンパ系 
 血管はその内腔を血液が流れ、リンパ管はその内腔をリンパが流れています。リンパ系はリンパ管とリンパ節とからなります。リンパ管は、身体組織中の至る所でその小隙から毛細リンパ管として起こり、リンパを求心性に導き最後に静脈系に開口します。水溶性で小分子のもの(糖質、タンパク質の分解産物など)は毛細血管に、毛細血管に入らない脂溶性で大分子もの(脂肪の分解・再合成されてできる脂肪微粒)は毛細リンパ管に入ります。

リンパ管
 1層の内皮細胞からなる毛細リンパ管から始まり、毛細リンパ管が太くなり弁を持つようになるとリンパ管となります。

リンパ節
 リンパ管の途中にあり、リンパ球の産生、リンパ中の異物の処理をしています。 


下記は一次リンパ本幹を流れるリンパが最終的にどこのリンパ節に集められるかを示しました。

一次リンパ本幹     最終リンパ節 

①頚リンパ本幹―――――下深頚リンパ節内側群

②鎖骨下リンパ本幹―――深腋窩リンパ節

③気管支縦隔リンパ本幹―上前縦隔リンパ節
                  大動脈弓リンパ節
                  気管リンパ節
                  上・下気管支リンパ節


④腸リンパ本幹―――――腹腔リンパ節
                 上腸間膜根リンパ節


⑤腰リンパ本幹―――――左大動脈旁リンパ節
                  右大動・静脈間リンパ節

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