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筋膜とは;組織学的構造

筋膜とは;組織学的構造

‣浅筋膜は;
・組織学では皮下組織と同義語です。
・皮下組織は結合組織と様々な割合の脂肪組織からできています。
・細胞;線維芽細胞、脂肪細胞、軟骨芽細胞、骨芽細胞、筋芽細胞、血液など。
・線維;膠原・弾性・細網線維(基質の一部としての)

‣結合組織;
・人体は多様な組織のよって支持され、つなぎとめられています。
・結合組織は異なった組織の発達や成長、あるいは恒常性の維持にダイナミックに関わっています。
・形も機能も全く異なるが胚内中胚葉から発達した間葉細胞由来です。

‣基質(マトリックス)は
・細胞と線維を包み支持します。
・線維芽細胞の分泌物です。
・基質成分は透明で空虚に見え、またもやもやとした物質がある様にも見えます。
・基質はプロテオグリカンと糖タンパク質の複合物です。

‣プロテオグリカンは
・線維芽細胞によって作られます。
・プロテオグリカンは常に分解と合成が2~3週でターンオーバーします。
・プロテオグリカンは高い親水性(アミン-と硫酸基があるため)です。
・水溶性です。

‣膠原線維
・膠原線維の構成タンパク質としてのコラーゲンは線維芽細胞で合成。
・並行配列しロープ状のコラーゲン状のコラーゲン細線維を作るため、大きな引っ張り強度を持つ。
・コラーゲン細線維が集まって太い束を作ったものを膠原線維という。
・コラーゲンは体の総タンパク質量の約25%を占める。
・腱 280~1260㎏/㎝²、筋 5㎏/㎝²の引っ張り強度

‣密性結合組織;
・多量の結合組織束が並行(規則性密性結合組織)に一定方向に配列。
・腱、靱帯、腱膜、支帯。
・結合組織束が三次元に様々な方向に配列、異なる方向からの張力に耐える(不規則性密性結合組織)。
・真皮、神経や腱を包む鞘、各器官の被膜、深筋膜など。

‣弾性線維;
・エラスチン生体高分子とフィブリンの微細線維でできる
・2成分は水を伴って、線維に弾性を与える
・枝分かれや同心円状になることがある
‣細網線維;
・Ⅲ型コラーゲンは多くの腺、平滑筋や血管の周囲、リンパ性器官の中の比較的疎な支持組織など、組織の中で網状に分布し、組織の骨格を作る

‣疎性結合組織;
・最も広範にみられる組織
・疎に分布する線維間に多量の無形気質が存在
・変形可能で空間を埋める「詰め物」のような役目

‣脂肪組織;
・脂肪細胞からなる
・脂肪を合成・貯蔵する
・予備のエネルギー源として働く
・皮下の絶縁体となる
・関節周囲の衝撃吸収剤(ショックアブゾーバー)として働く

‣特殊な結合組織;血液
・間葉に由来(中胚葉性)
・細胞成分(45%)と血漿(55%)
・液体の結合組織
・血漿(基礎質ないし基質)の主成分は種々の物質の溶けた水
・凝固形成時フィブリンが線維束として認める
・骨髄は細網細胞によって作られる細網線維の網

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| 筋膜とは | 12時17分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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