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過去の勉強会内容

国際筋膜研究会でこれまでに取り上げてきたテーマです。

2017年(平成29年)
1月22日 深筋膜のつながり43 『漿膜下筋膜1』
2月26日 深筋膜のつながり44 『漿膜下筋膜2』3月26日 深筋膜のつながり45 『大網、小網』
4月23日 深筋膜のつながり46 『下横隔膜筋膜』
5月28日 深筋膜のつながり47 『網嚢』
6月11日 深筋膜のつながり48 『肝臓の筋膜』

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夏なので

 夏の時期は副交感神経興奮型になります。血管を拡張して、体の熱を放出します。しかし、副交感神経型にもかかわらず、夏は食欲が低下します。それは夏の暑さや冷房などの影響で自律神経がオーバーワークになると、そのバランスが乱れて体のさまざまな不調感を引き起こします。
胃では交感神経が強く働き、胃の血管が収縮して血流量が減り、蠕動運動の低下や胃酸・胃粘液の分泌も減少します。このように胃が本来持っている働きが全体的に低下して、その結果、食欲不振や胃もたれを引き起こします。

激しい運動時には交感神経興奮型になります。心拍数を上げ、血管を収縮し、血圧を上げます。
運動時には、内臓交感神経活動の亢進により、内臓血管が収縮し、内臓血流は最大運動では安静時の約1/4に減少します。内蔵血管抵抗の増加は心拍出量を運動筋へ再配分させ、運動筋の血管を拡張します。骨格筋の血流量が心拍出量全体の80%にもなります。安静時心臓を通る血液は5ℓ/分ですが、運動時は25ℓ/分にもなります。しかし心筋の血流配分率はほとんど変動しません。運動時の血流再配分は運動筋の代謝性血管拡張と非運動臓器(内臓や腎など)の反射性血管収縮とに影響を受けます。

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皮下脂肪

 人体の皮下に存在する皮下脂肪は、エネルギー貯蔵、保温、物理的障害からの保護という働きがあります。皮下脂肪の厚さはキャリパー法や超音波法により測定され、男性より女性が厚いこと、青少年期より増加しある年齢から減少に転じること、体温調節と深くかかわっていること、地域差があることが知られています。皮下脂肪は殿部、乳房部、腹部を中心として骨や靱帯などの身体組織の影響を受けながら体表を覆い、肥満傾向にある場合、腹部の脂肪が厚くなり、分布領域が変化すること、上腕後面の腋窩近傍、殿溝下部で脂肪の沈着が著しい。また、人体は加齢に伴い身体諸機能、身体形状や寸法が変化し、体幹部の厚み、太さが増加、ずん胴型となり、下腿、大腿囲が減少傾向となります。

男性と女性では、体につく体脂肪の種類や場所が異なります。
女性は、妊娠と出産という大切な役割を持っているため、男性よりも多くの体脂肪を蓄えています。
これは、胎児を守り、大切な臓器を保護するため、骨盤のまわりの皮下脂肪をクッションの様に厚くしているためです。逆に男性は、皮下脂肪はつきにくく、内臓脂肪がつきやすい傾向にある。
元々ヒトは、飢餓状態になっても生き延びられる様非常時のエネルギーを体脂肪として蓄える機能を身に付けています。同時に、ヒトの生命活動は、各種のホルモンなどの働きによって円滑に行われるようになっています。
体脂肪は、エネルギーの備蓄機能ばかりでなく、ホルモンの働きなどを助成するような重要な役割も担っています。このため、無謀な減量で体重や体脂肪が減りすぎると、疾病やホルモンバランスの異常などを誘発することになります。体重や体脂肪の調整は、体脂肪の役割をきちんと理解してから行なうこと!


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筋の形

一般的に筋の形状は大きく分けると紡錘状筋(例:長掌筋)と羽状筋(例:長腓骨筋)に分類されます。それぞれの筋形状には解剖学的及び機能的な特徴があることが知られています。
 紡錘状筋は筋の長軸方向に対して平行な筋線維配列をしており筋線維長が筋の全長とほぼ等しくなっています。そのため筋線維の総数は羽状筋よりも比較的少なく線維長は長いです。
 羽状筋は筋束が筋の長軸方向に対して斜方向に配列しているため筋線維は筋の全長より短く、また筋線維数は紡錘状筋よりも比較的多く配列できます。
 機能的な観点では紡錘状筋は速い収縮速度を要求される筋に多く、より大きな距離にわたって短縮する事が出来ます。羽状筋はより大きな力発揮を要求される筋に多く配置されています。

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5月のテーマ「膠原病」

5月は「膠原病」について学びました。

「膠原病」とは、全身の「結合組織」に変性が起きる疾患群です。
膠原病(collagen disease)とは、元々「膠原線維(collagen)」に変性が起きる疾患として名付けられたのですが、現在では膠原線維のみでなく、「結合組織」全般に変性が起きるため、
「結合組織病(connective tissue disease)」ともいわれています。

結合組織に変性が起きる、ということは、結合組織のあるところならどこでも病変が生じるということです。そのため、全身性炎症、多臓器疾患がみられます。
原因不明であり、完治は難しいため、慢性疾患となります。

膠原病には以下の3つの面があります。

  • 結合組織疾患

  • リウマチ性疾患

  • 自己免疫疾患

膠原病に含まれる病気の主なものは、
慢性関節リウマチ/全身性エリトマトーデス/強皮症/結節性多発動脈炎
多発性筋炎・皮膚筋炎/シェーグレン症候群/混合性結合組織病
などです。

このうち我々手技療法施術者がよく接するのが関節リウマチ(RA)であると思います。
膠原病のほとんどで関節の炎症が見られます。
関節の炎症の原因を見当付けるのは、施術者にとって重要です。

関節痛の見分け方(目安)

  1. どこの関節が炎症をおこしているのか

    左右対称で多部位 → 関節リウマチ、全身性エリトマトーデス
    左右対称で部分的 → 痛風、菌血症による関節炎
    片側(右か左どちらか) → 変形性関節症
    炎症が移動 → リウマチ熱、淋病・ライム病などの感染症


  2. 急性か、慢性か

    慢性的 → 変形性関節症、関節リウマチなど膠原病
    急性 → 痛風、菌血症による関節炎


  3. 関節以外の症状の有無

    有 → 膠原病


  4. 関節に炎症(腫脹、発赤)があるか

    なし → 変形性関節症


  5. どのような炎症か

    朝のこわばりが1時間以上、6週間続く場合 → 関節リウマチ


膠原病はまだ病態の解明は完全でなく、難しい疾患です。
多発性に関節痛、筋肉痛が見られ、抗生剤に反応しない発熱があり、
レイノー現象(指先が青白くなる)がみられる、女性の方は膠原病の可能性があるので注意しましょう。

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4月19日筋膜研究会「皮膚病について」

4月19日は「皮膚病」をテーマにした筋膜研究会が行われました。

毎回巣鴨のJCOにて開かれています。
とてもアットホームな雰囲気です。

アットホームな雰囲気です


今回の「皮膚病」は、各種手技療法に携わる人には大変気になる、「感染」という問題に重点が置かれ、一般的に「感染」する皮膚病と思われている「乾癬(かんせん)・白癬(はくせん)」が取り上げられました。

このうち、「乾癬」は、日本人で発症する人は少ないためあまり遭遇することもないかもしれませんが(日本人では約0.01%の発症率だそうです)、皮膚という表面の見えやすい部分が変性するため、「感染するのでは」と思われやすいです。「乾癬」はまだはっきりとした原因は解明されていないのですが、皮膚の角化と炎症が生じるものであり、なんらかの「細菌」に感染して発症するものではありません。そのため他人に伝染することはないのですが、なかなか理解は広まっていません。
もしも、クライアントに「乾癬」に罹患した方がいらっしゃっても、施術者に感染することはないので心配は不要です。

「白癬」とは、わかりやすいものでいうと足にできれば「水虫」といわれるものです。
「乾癬」とは違い、「白癬」は水虫ということでも分かるように、「白癬菌」という菌によって発症するものであるため、感染もします。この白癬菌は足だけでなく、頭や体、股なども感染します(股の白癬がいわゆる"いんきん田虫"と呼ばれるものです)。
猫がこの白癬に感染し、それが飼い主に感染する場合もあるので、皮膚病をおこしている猫には注意が必要ということです。

このように研究会はその時のテーマに基づいて早川先生が資料(フルカラーの資料です)を準備し、講義してくださいます。疑問に思ったことがあればすぐに質問できる雰囲気です。
もちろん参加者で「このことをテーマに発表したい!」という方がいれば、歓迎します。

日曜日は「筋膜研究会」の日ですが、今回から上に挙げた「テーマ」に基づく勉強会の後に、「筋膜について」再度学びなおすことになりました。
各種手技療法でも熱い注目を集めている「筋膜」ですが、まだまだきちんと分かりきれてはいないのではないでしょうか?実際本を読んでも記述はまちまちだったりします。
そこでこの機会に「筋膜について」再確認をしていこう、ということになりました。

どの部分を筋膜と呼ぶのか?(板書例)
筋膜の板書

「筋膜」とは「疎性結合組織」であり、それが「脈管神経隙」として機能するために、大変重要なものとなってきます。今回、浅筋膜と深筋膜の定義の再確認や、さらに手技療法で「筋膜」にアプローチする際、どのようにしてそこによい変化が生じてくるのか、についても考察しました。
今後日曜日の研究会では筋膜についてさらに考察を深め合っていこうということです。


熱く語る早川先生

この日早川先生はJCOの「中枢神経セミナー」の後に、この筋膜研究会の講義をしてくださいました。
長時間の講義に関わらず、最後までエネルギッシュでした。先生ありがとうございました。

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